第3章 お手伝い/黄瀬涼太
「待つっス!!今、ゴム付けてないから締め付けはよくない!!」
「も……動きたいから無理っ」
「ちょっ、なまえ」
「私が黄瀬くんを気持ちよくさせるの…」
ダイエットが目的なのを完全に忘れている彼女。そしてものすごく可愛くてエロい。緊張か戸惑いのせいかぎこちなく動く彼女の腰。動きが鈍くてじらされる自身。一生懸命必死になっているのはわかるがこれは拷問だ。
「そんな動きでダイエットになるなんて思ってないっスよね?」
「んっん、……だめ?」
「っ!!……俺を気持ちよくさせてくれるなら激しいのが好みっス」
「激し…が、がんばる」
可愛すぎる彼女に欲情して、自身が大きくなるのがわかった。彼女もそれを感じたのか、キュッとナカを締めた。
「ほら、もっと奥まで」
「あっあん、ひっ…」
下から突いてやると動きが悪くなったので腰を掴んでやった。そもそも俺が満足している身体なのにダイエットなんて必要ない気が。まぁセックスの口実にはなるからなんとも言えないが。
「黄瀬くんっ、も…イっちゃうよぉ!!」
「俺も、イきそ……っス」
中出しはよくないから体勢を変えようとしたら彼女が俺を押さえつけてきた。
「ちょ、なにしてるんスか?!」
「今日、安全日!!」
「えっ待っ……」
「中に出して、いいよ!!」
そんな会話をして直ぐに二人で果てた。彼女に中出しなんてはじめてした…。そして罪悪感。いくら安全日だからって孕む可能性がないわけではない。一人膝を抱え悩んでいると、彼女が起きた。
「黄瀬くん、ダイエットのお手伝いありがとう」
「いーえ!身体、大丈夫スか?」
「うん…」
嬉しそうに恥じらう彼女。そのまま額にキスをした。