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君色に染まりて【イケヴァン長編◆裏】

第19章 Bitter END 【★】


「やっ………駄目っ!」


ひくひくと蠢くそこが晒されて

何をするか悟った彼女が暴れたが、モーツァルトは容赦しなかった。


ちろちろと尖らせた舌で、花弁を捲られる。

花芽を押しつぶすように触れながら 蛇のように内側を舐め、こすり立てた。


「き……汚いから、やめっ………! あああっ」


半ば乱暴に、指先が埋め込まれていく。

勿論その間も、舌は内側を舐め上げていた。


「汚くなんかないよ。むしろ………綺麗すぎて怖くなる」

「やっ………そこで喋らなっ………! ひぅっ」

くりゅ。と尖らせた舌で、花芽を捏ねられれば。


「あっ………あああぁあぁっ!?」

あっけなく達した彼女は、荒い呼吸をくり返す。

そのたびに、豊かなふくらみが揺れて。


「………いい?」

ぱんぱんに熱く硬くなったものが 下肢にあてがわれる。

こくりと頷くと、ずっ……。ずっ……。と押し入ってきた。


「ひ、あぅっ、んんんっ………!」

唇をかんで恥ずかしい声を抑え込もうとすると、キスで封じられる。


「駄目。もっと声、聞かせて………?」


舌と舌が絡み合う音、下肢から響く音が同じ音で

そのいやらしさにさらに煽り立てられた。


「あああっ!?」

なじむのも待てない様子で、一度ずるりと引き抜かれる。

その喪失感に背筋が戦慄くのもつかの間

反動をつけるように勢いよく内奥へと叩きつけられる。


「ひ、あぁっ………!」


濡れた内側が歓喜するのようにざわめき収縮する。

揺さぶられて激しく上下する胸へモーツァルトの手が伸ばされ、柔らかく捏ね回された。


「もっと気持ちよくなりなよ。手伝ってあげるから」

「や、あぁっ………! そこ、駄目えっ!」

花芽を押しつぶされながら突き上げると、彼女は身をよじって身悶える。


「ん、ふぁ………あぁっ、あ、」

「アズリ………あぁ、アズリ………」


甲高い悲鳴がいっそう彼を煽ったのか、幾度もアズリの名を呼びながら腰を揺らす。

そのたびに掻き出される愛液がぐちゃぐちゃと泡立った。




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