第2章 …何ここ
霧の世界に迷い込みました
今トラッパーと名乗る方の家にいます
迷惑になるだろうから出ていこうとしたら痛いとこをつかれてトラッパーさんを睨んでいます
ええ、勿論この世界に迷い込んだんですから行くあてなんてありませんよ
「で、どうなんだ」
「…行くあてなんてありませんよ、でもここに長居するのも悪いかなって…」
「男の家だしな、長居はしたくないだろうな」
「ええ、ごもっともで」
なんか慣れてきた…
「別に無理には引き止めねぇが、しばらくいるならそれでも構わん」
「お礼に何をしろと。体とかじゃないでしょうね」
「よく知りもしない女に手を出すほど飢えちゃいねぇ」
「デスヨネー」
とまぁ別に住んでもいいそうなんでしばらくお世話になろうかと思います
まぁ少しは仲良くなれたかな?
信用は流石に無理だけど
「じゃあ、しばらくよろしくお願いします」
「ああ」
トラッパーさんと住み始めることになりました