第3章 トラッパーさんとの日常
今日は仕事(儀式)の人が少ないみたいだから集まって貰ったそう
男性陣は↓
透明化できるレイスくん
ビリビリしてくるドクターさん
チェーンソー持ってるヒルビリーくん
悪夢を見せるフレディぱいせん
女性陣は↓
移動時常に浮遊しているナースさん
逞しいガタイのハントレスさん
他ピッグ、ハグ、カニバルの3名はお仕事でいないんだと
というか今更知ったけど、この世界で出会った人たちは皆殺人鬼らしい
マイケルくんがいる時点でおかしいとは思ったけどフレディもいるんじゃ納得せざるを得ない
女性仲間が少ないからか、ナースさんとハントレスさんはよくしてくれる方々だ
嬉しい
正直な感想として、殺人鬼皆個性的だったんだけど
ヒルビリーくんは過去に何かあったのかって思うところはあった
気になったのはそれくらい
とは言えヒルビリーくん
とうもろこし持ってきてくれて焼けるのを一緒に待ってるんだけど
話しかたっていうか接し方と言うか、かわいい
まるで無邪気な子供を相手にしてる気分だ
ドクターさんは実験が趣味のよう
挨拶してすぐ実感させてくれと言われたのは流石に断ったが
ダメと言ってもしそうな雰囲気があって侮れない
レイスさんは私にはあまり興味がない様子
あんまり話そうともしてくれないしこちらも見てくれない
それともシャイなだけか
まぁ悪い関係にはならなそうだから問題ないと思う
フレディぱいせんは安定でとても安心している
フレディは現代でもロリコンで有名な殺人鬼だった
それはこの世界でも健在のようで
仕事の時は幼女がいないそうでつまらないらしいけど
そういえばトラッパーさんがいつも言ってるお仕事ってなんだろう
トラッパーの目を盗んで彼らに質問してみることにした
「みなさんの仕事ってなんですか?」
思い切って聞いたのに、彼らから帰ってきたのは沈黙
「え?聞いてないの?」
とレイスがここで初めて口を開いた
正直に聞いてないと答えるシルフィに、彼らは驚いてナースがトラッパーに説教しに行った
なんだなんだとわからなくなっていると、『仕事』を終えたマイケルが顔を出してくれた
だがマイケルの姿を見た瞬間
シルフィは目を見開き硬直した
マイケルが血まみれになっていたから