第1章 一夜の過ち
あれ?
今、カカシ
わたしにキスしたよ。
「え!?」
私は何がおきたか分からず、
とりあえず、ドアを閉めて、
またベットに横になった。
「やり直し?
何をやり直すの?
全部!?
えっ…え、
えええ?!」
1週間後、彼は約束通り、
家に来た。
「夕ご飯食べに行こうよ、
お腹空いたんだよね。」
そう言って、
ご飯を食べに行った。
「もう少し段取り
踏んでくれよ。いきなり
色々ぶっ飛ばし過ぎでしょ。」
溜息混じりで
居酒屋で焼き鳥を
食べながら話す彼は
呆れたように
私をみつめていた。
「…ごめん。」
思わず口を噤んでしまう。
「あと、ああいう
大事な事は
素面の時に言ってこいよ。」
「あ、ああ、そうだよね!
あはは、ごめんね。」
なんか、ずっと怒られてるな…
確かに、いきなり襲うなんか、最悪だよね。