• テキストサイズ

【NARUTO】18禁 一夜の過ち

第1章 一夜の過ち



「よう、、
おはよう。
凄い寝癖だな。寝てた?」

彼は任務に行く前なのだろう、
いつもの服装で、
バッチリ決まっている。

私はボサボサのすっぴんだ。
さらにパジャマ姿だ。

もう天と地のように感じる。
早くドアを閉めたい。
これ以上幻滅されたくない。

「…おはよう…ございます。
こんな格好で、すみません。
あと、ごめんなさい、
何も言わずに帰ってしまって…… 」

「ああ、
朝起きたらいないしね。
逃げんなよ、まったく。

で?
昨日のこと
全部覚えてるのか?」

明らかに機嫌が悪い。
目つきも悪いし言い方もキツい。

「あ…れ?えっと、
今日任務だよね、間に合う?」

話を逸らそうと
カカシに聞くが、

微動打にせず立っている。
沈黙が恐い。

「任務なんだけど、どうしても
お前に聞きたくてな。

覚えてるのか、って聞いての。
答えろよ。」

「全部覚えてます。
ご迷惑をおかけして申し… 」

「言った内容もだな?」

「うっ!…はい、すみませんでした。戯言なんでお気になさらずに、本当にごめんなさい、もう絶対あんな事しませんので…
……って、痛い痛い…痛い!」

俯きながら答える私の頭を
ぎゅうぎゅうっと押さえた。

その後、ふっと頭が軽くなって、
カカシの声が急に近づき、
声が優しくなった。

「わかった。
じゃあ、最初から全部
やり直ししような。

、もう逃げるなよ。
任務から戻ったら、
また来るから。」

頭をポンポンとして
私の頬に甘いキスを落とし、
彼は任務に出かけた。

「え!?… 」

下を向いていた顔を起こした時には既にその姿はなく、

一人呆然と
突っ立っていた。

/ 13ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp