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恋を知らない俺と恋を知ってる彼女
第5章 伝えられない
「大知?どうしたの?めずらしいね」
キッチンから出てきた夏帆は服を着てた
けど分かる
名前も知らないこいつから夏帆の香りがする
「いや、昨日連絡なかったから来たけど
生きてたならよかった
それだけだからじゃあな」
この場に居たくなくてすぐ出てきた
夏帆が他の男と遊んでるのは噂でも聞いてたけど
一緒にいるところは見たことがなかった
直接見るとこんな辛いんだな
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