第5章 伝えられない
そういえば夏帆がから連絡がない
いつも何かしらの連絡はあるのに昨日はなかった
まあそんな日もあるか?とか考えたけど
心配だから大学行く前に寄っていくか
何かあったときのためと合鍵をもらっているから
インターフォンを鳴らさずに入る
「夏帆ー。入るぞ」
音はするから起きてるな
ん?
知らない靴
見るからに夏帆のじゃなくて男物
まさか親父さん?
「夏帆!親父さん来てるの…か…」
「っあ!どうも!大知くん!」
誰だ?こいつ?
知らない男がいた
夏帆には会ってないし話を聞いたわけでもない
だけど
夏帆と寝たやつだ