Rein Carnation《進撃の巨人/ライナー》
第7章 I love you crazy enough
朝。
昨夜も送ってもらうだけのつもりが、玄関での激しいキスから始まって最後まで、何度も求め合ってしまった。
それから夕飯を共にしてライナーとまた求め合う。
そして日付が変わる頃に2人で眠りに落ちた。
狭いシングルベッドにライナーと横になっていたが、結衣は体が痛くなって目が覚めた。
丁度朝6時。
結衣はシャワーを浴びて、朝食を作る。
ライナーのスマートフォンは相変わらず忙しく電話の画面を写している。
『フラン』
と表示されている。
結衣はスマートフォンからライナーに目を移す。
「・・・私の・・・ライナーなんだから」
朝食の準備を終えて、ライナーにキスをして起こした。