Rein Carnation《進撃の巨人/ライナー》
第5章 Fleeting comfort
ライナーが作った料理は、どれも美味しかった。
「すまんな・・・食材の消費を手伝わせたみたいになっちまって」
「いいよ、美味しかったし」
ふぅ、と息をつき、お茶を飲んだ。
「さ、ゲームは?どうする?多分また勝つけど」
「いいぜ、やろう。でも、さっきみたいにただやるだけじゃつまらんだろう。ルールを決めたぞ」
「ルール?」
「ああ。今からやるゲームに俺が勝てたら、結衣の秘密を1つ聞かせてくれ」
「私が勝ったら?」
「俺の秘密を教える」
ライナーの提案は楽しそうだ。
結衣は提案に乗った。