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Rein Carnation《進撃の巨人/ライナー》

第3章 My heart aches for you



「今日この後、朝9時からジムに行くんだが・・・良かったらどうだ?」

「ジムですか?あー・・・でも・・・お邪魔になるかも」


結衣はチラリとライナーを見る。
真剣な表情のまま、前を見据える彼。
さっき夢で見た人物が目の前に。

また抱き締めたい、なんて考えて、考えを振り払うようにまた前を見た。


「邪魔な訳あるか、いつも1人でやるからマンネリを感じていた。居てくれたら助かる」

「・・・じゃあ、ご一緒させて下さい」

「よし、佐藤が迷惑じゃなければ俺の車で迎えに行くが、どうだ?」

「はい!お願いします!助かります」

結衣は今までの中で一番足が軽く、そして一番楽しいジョギングだった。

話しながら約1時間少々走った結衣とライナーは連絡先を交換し、待ち合わせ場所を決めて別れた。



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