• テキストサイズ

*甘い鎖*【R18】

第2章 ***





「ふ…可愛い」

「……、」

「…ベッドに行こうか」

そう囁かれた後軽々と体を抱き上げられ、ベッドルームへ運ばれる。
私をベッドの上に下ろした九条さんは、そっとその上から覆い被さってきた。


「ぁっ…」

スルッとガウンの帯を外される。
上下とも下着を身に着けてはいたが、開かれた胸元をつい両手で隠してしまった。


「こーら…ちゃんと見せて?」

「ぅ…」

「このブラ初めて見る…僕の為に着けてくれたんじゃないの?」

「……、」

確かに彼の言う通りだがやはり恥ずかしい。
彼と体を重ねるのはこれが初めてではないけれど、この気恥ずかしさは今だに拭えなかった。


「…じゃあ今日は下から触っちゃおうかな」

「ぁっ…」

大きな手で太腿を撫でられ、ぴくりと体が跳ねる。
反射的に自分の手を重ねると、その手を取られシーツに縫い付けられてしまった。


「…これでよく見える」

「っ…、恥ずかしいです…」

「…どうして?こんなに可愛いのに……脱がすの勿体ないくらい」

「んっ…」

チュッと胸の谷間に唇を落とされる。
そしてその舌は鎖骨の辺りを辿り、首筋にまで上がってきた。


「ゃっ…」

「…結月ちゃんて首弱いよね」

「……、」

「…あと耳も」

フーッと熱い吐息を吹き掛けられた後、ねっとりと耳の縁を舐められる。
私の腕を放した彼は、その手で器用にブラを外してきた。


「ぁっ…、」

「…可愛い顔して、相変わらずヤラシイ体だね」

「っ…」

「ココ…もうこんなに勃ってる」

「ぁんっ…」

指先で胸の先端を弾いてくる彼。
たったそれだけの事でこの先の行為を期待してしまい、アソコがじんと熱くなった。



.
/ 15ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp