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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第2章 アボカド


ニノはあの通りのモテ男だから、大野さんはもう半ば諦めてる感じではあったんだけど。

それでも、やっぱりニノが大野さんにちょっかいを出すと嬉しそうにしてるし、事実嬉しいんだと。

あんま普段、感情を顕にすることはないんだけど、それはニノのせいだった。
ニノへの気持ちが表にでたらいけないから、なるべく大野さんは感情を表に出さないようにしてた。
じゃないと、ダダ漏れだからね。

そう、最初に気づいたのは俺だった。
そんで、相葉さんも気づいていた。
ニノと一番仲がいいのは相葉さんだからね…
しかも天然だけどさ、嵐で一番こういうことには目ざといっていうか…

だから、俺達は大野さんの相談…というか、ノロケっていうか…どんだけニノが好きかって話に付き合わされていたんだ…若い頃はね。

でも最近、めっきりそういうこともなくなって。
大野さんにもチラチラと女の影が見えたりしてたから、だから俺たちもあんまり最近はそういう話を聞いてなかったんだけど…

「言えねーな…こりゃ…」

だって、ニノは男で。
あの通り、モテる男だからいつでも女の影があって。
だからこそ、大野さんだって諦めかけてたのに…

よりによって…翔くんと…

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