• テキストサイズ

カラフルⅤ【気象系BL小説】

第2章 アボカド


「まちじゅんおつかれ~!」
「まちじゅんがきた~ひぇぇ~いっ!」

ふたりとも、口が回っていない。

「ハイハイ…もお、飲み過ぎ…」
「のめのめ!」
「のめのめ!」

リビングに引っ張り込まれて、でかいテレビの真ん前の席に座らされた。
そのまま右隣からグラスを持たされて、すぐに左隣からビールがそこに注がれた。

「あいあい…ありがとさん…じゃあ、お疲れ!」
「かぁんぱ~い!」
「きゃんぱ~い!」

三人でグラスを合わせて、とりあえずごくごくと飲み干した。

「くぁ~!うまい!」
「もっと、のめのめ」
「のめのめ」

テーブルの上には、おつまみがたくさん広げてある。
あんだけ食ったのに、まだこんなに食うのか。

「大野さん…ちょっと最近食い過ぎなんじゃないの?」
「ぎく…」
「あんた今頃になってデブの星が回ってきてんじゃないの?」
「うっしゃい。まちじゅん」

ぷいっとグラスを持ったまま横を向いてしまった。
それをみて、相葉さんはゲラゲラ笑い転げてる。

「もお、明日も仕事なんだから、程々にするんだぞ?」
「はぁ~い!まちじゅん先生!」
「ひぇえい!まちじゅん先生!」

なんだか知らないけど、いつもよりテンション高いな…
この二人…

/ 514ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp