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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第6章 ビリジアン withあにゃ


「だめ?」
「ううん…欲しい…」
「…優しく、するからね…?」

俺が頷くと、今度は唇に優しいキスをくれた。

そうして起き上がって、ベッドの上に放り投げてあったコンドームを手に取る。

「俺に、やらせて?」

俺は素早く起き上がると、パッケージを破ろうとした手を掴んで、それを奪い取った。

智のそこは、もう準備万端って感じでピンと天を向いてそそり勃ってて。

なんだか嬉しくって、その先っぽをペロッと舐めてみた。

智の味がした。

「あっ…ダメだって…」

智が、俺の肩をぎゅっと掴む。

「だって…スゴく愛おしいんだもん」

根元を掴んで、もう一回ペロッと舐めると、肩に置いた手に力が入って。

見上げたら、欲情に濡れた眼差しで、俺をまっすぐに見下ろしてた。

「雅紀…着けて…?」

一度は収まったアソコに、またぎゅーっと血が集まってくる。


…欲しい…

智が、欲しい


「うん…」

ゴムを取り出して、くるくるっと着けてやると、智はローションを自分でそこに垂らして、何度か上下に擦って。

それから、ちょっと乱暴に俺をマットレスに押し倒した。

「智っ…」

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