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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第6章 ビリジアン withあにゃ


「やっ…な、なにっ…?」

智がそこを引っ掻くたび。

頭のてっぺんから足先まで、鋭い痺れが走って、体がびくびく跳ねる。

「やだっ…やめてっ…へんだよぉっ…」

止めようとしても、びくびくは止まんなくて。

自分の体なのに、コントロールが効かなくなる。

「なんで?ここ、気持ちいいでしょ?」
「で、でもっ…」
「いいから…めちゃめちゃに気持ちよくなってる雅紀が、見たい」

耳元で、めちゃめちゃ色っぽい声で囁かれる。

そんなことにだって、暴走し始めた体はびくんって跳ねた。

「やだ…恥ずかしすぎるもん…」
「見たい。雅紀、見せて?」

とまってた手を、握られて。

俺を包んでる筒を、激しく動かされて。

感じすぎる奥を、何度も擦られて。


「ねぇ…見せて?俺しか知らない、雅紀を」


大好きな声で、囁かれて。



また、くる



「やぁっ…だめっ…また、イッちゃうっ…」
「…雅紀…」

恥ずかしさなんて、押し寄せる快感の波にいつの間にか押し流されて。

「イッちゃうっ…イッちゃうよぉっ…」

体の奥底から、ものすごいなにかが溢れてきて。

「あっ…あぁぁっ…」

呆気なく、2度目の欲を解き放った。

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