• テキストサイズ

カラフルⅤ【気象系BL小説】

第1章 バニラ


「ちがう…和也が中に入ってるから、気持ちいいんだもん…」

突然、和也の動きが早くなった。

「一緒に、気持ちよくなろ…?智…好きだよ…」
「あっ…ああっ…」

ソファの背もたれに俺の身体を押し付けるようにしたかと思うと、身体を起こして俺を握り込んだ。

「あああああっ…」

前も後ろも刺激されて、本当に訳がわからなくなった。

「いい…?智…」

俺のこと見つめる目が切ない。
泣きそうに、潤んでる。

どうして…そんな顔するの…?

「いい…気持ちいい…」

ゴリゴリとあの気持ち良い場所を、和也のが擦っていく。
そして、和也の熱い手が俺のこと握り込んで扱いてる。

前からも後ろからも快感が襲ってきて、うまく考えることができない。

「ほんと…?智…」

どうして?
どうしてそんな顔…するの…?和也…

「嬉しい…」

寂しそうな顔
泣きそうな顔

そんな顔しないで。

「…和也っ…」
「くっ…あ、智っ…」

ゾクゾクとお腹を突き抜けていく快感が頂点に達した。

「和也っ…すきっ…」
「ああっ…智っ…」

大きくガツンと突き上げられた瞬間、目の前で大きな風船が弾けたみたいな衝撃がきた。

腹の上に、俺の出したものがたくさんかかった。
そして、俺の中で和也が震えた。

/ 514ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp