第6章 ビリジアン withあにゃ
きらきら…きらきら…
汚いこと、何も知らないみたいな…綺麗な瞳。
「あっ…!?」
指を全部引き抜いた。
雅紀の身体を押し倒して、足の間に身体を移動させた。
「えっ…何?」
出しておいた箱からパッケージを取り出して、歯でビニールを噛んで引きちぎった。
中から出てきたゴムを片手で装着すると、雅紀の右足を抱え上げた。
「入れるぞ」
返事も聞かないで、そこに自分の熱を押し付けた。
まだ充分に柔らかくなってなかったけど、もう切れることはないはずだ。
「待っ…くっ…」
待ってなんか、やるかよ
「お願い…待っ…て…」
ぐいっと腰を押し出すと、すごい抵抗を感じた。
「力抜けよ」
俺が止まることがないってわかったのか、俺の腕を掴んだ。
短く吐き出してた息を少し詰めてる。
「息吐けよ…」
恐る恐る、ふっと息を吐き出した瞬間、突き上げてやった。
「あああっ…」
悲鳴を上げながら、俺の腕を強く握る。
「力抜けってっ…!」
食いちぎられそうなくらい、力を入れられて焦った。
なんとか誤魔化そうと、腰を前後に揺らしながら力が抜けるのを待った。
「雅紀っ…力、抜けっ…」
「だってっ…ああっ…わかんないっ…」