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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第6章 ビリジアン withあにゃ


きらきら…きらきら…

汚いこと、何も知らないみたいな…綺麗な瞳。

「あっ…!?」

指を全部引き抜いた。
雅紀の身体を押し倒して、足の間に身体を移動させた。

「えっ…何?」

出しておいた箱からパッケージを取り出して、歯でビニールを噛んで引きちぎった。
中から出てきたゴムを片手で装着すると、雅紀の右足を抱え上げた。

「入れるぞ」

返事も聞かないで、そこに自分の熱を押し付けた。
まだ充分に柔らかくなってなかったけど、もう切れることはないはずだ。

「待っ…くっ…」

待ってなんか、やるかよ

「お願い…待っ…て…」

ぐいっと腰を押し出すと、すごい抵抗を感じた。

「力抜けよ」

俺が止まることがないってわかったのか、俺の腕を掴んだ。
短く吐き出してた息を少し詰めてる。

「息吐けよ…」

恐る恐る、ふっと息を吐き出した瞬間、突き上げてやった。

「あああっ…」

悲鳴を上げながら、俺の腕を強く握る。

「力抜けってっ…!」

食いちぎられそうなくらい、力を入れられて焦った。
なんとか誤魔化そうと、腰を前後に揺らしながら力が抜けるのを待った。

「雅紀っ…力、抜けっ…」
「だってっ…ああっ…わかんないっ…」

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