第6章 ビリジアン withあにゃ
中は、熱い。
「こーふんしてんだ…?」
「え…?」
「身体、すげー熱い」
「う…」
なんか言えって言ったくせに。
恥ずかしがって、なんも答えない。
入り口は硬かったのに、中に指を突っ込むと柔らかかった。
この分なら、すぐに入れられそうだ。
抉るように指を動かすと、びくりびくりと身体が撓る。
無駄なものが何もついてない身体は美しいと思う。
その肩についている痣すらも…
感じているからか色濃くなって、美しい。
この美しい身体を俺が今から蹂躙するんだ。
暗い興奮を感じて、また俺は立ち上がっていた。
一本だった指を二本に増やし、更に中を抉る。
思ったよりも早く柔らかくなってきたから、ローションを継ぎ足しながら指を三本まで増やした。
急に身を捩って、逃げていこうとする。
「はっ…あっ…苦しい…」
「我慢しろよ。切れんだろ」
そういうと、ちょっと大人しくなった。
びくりびくりと身体を震わせながら、必死に堪えてる。
元気のなくなってしまった中心に手を伸ばして、握り込んだ。
「あっ…ヤダっ…待ってっ…」
慌てて起き上がって俺の手を止めようとした。
その瞬間、目が合った。