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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第6章 ビリジアン withあにゃ


俺を見つめる目は、キラキラ光って、ガラス玉みたいだった。

「雅紀っ」

衝動が起こった

「えっ…」

雅紀の腕を掴むと、立ち上がらせてマットレスに引き倒した。

「じゃあ、俺が初めてなんだな?」

馬乗りになりながら、雅紀を見下ろした。

「え…?」

呆然と俺を見上げる目を閉じさせた。

「男は俺が初めてなんだな?」

そんな目で俺を見るな。

「うん…はじめてだよ…?」

瞼を閉じていた手を外すと、すぐに雅紀から降りた。

「智…?」

ベッドから降りて、クローゼットからローションとゴムの箱を取り出した。

起き上がってこっちを見てた雅紀を、またマットレスに突き飛ばすと、足を開いて強引にそこに手を突っ込んだ。

「ま、待ってっ…智っ…」
「なんだよ」

慌ててその手を引き剥がそうとしてるけど、それを払い除けてローションを手に出した。
そのまま、股の間に手を入れた。

「足、開けよ。触れねーだろ」
「待ってっ…待ってもお…」

遂に泣き出した。

「は…?なんで泣くんだよ」
「だって…待って…お願い…」

女みたいに、心の準備が必要なのか?

別に孕むわけでもないのに。

「いいから、足開けよ」

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