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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第1章 バニラ


「だ…だめっ…」

拒否したのに、ニノの指はすごい勢いで動き出した。
あのビクビクするとこを何回も何回も擦られて、身体がおかしくなりそうだった。

「やっ…やああっ…ニノぉっ…」
「わ…きゅうって俺の指、締め付けてるよ…」

囁くような声で耳元で言われて、身体のちから抜ける…

「スゲぇ…」

すごく低い声が聞こえた。

「え…?」

顔をあげると、そこにはニノが居た。

「ニノ…?」
「え?」
「ニノ…もとに戻ってるっ…」

俺のパジャマを着て、俺のこと嬲ってるその姿は、元のニノに戻ってる。

「…ちっ…」

小さく舌打ちしたかと思うと、身体を起こした。
俺の足を大きく広げると、足の間に入ってきた。

「ちょ、ちょっちょっちょっ…」
「そんなこと言って、させてくんないつもりでしょ?」
「そ、そうじゃねえよっ…ほんとに戻ってるんだってっ…」

腕の太さも、肩幅だって…
さっきよりも格段に大きく広くなってるのに、ニノは信じようとしなかった。

「いいから、俺、大野さんが欲しい…」

ずるりとパジャマズボンを下げて、ぼろっと飛び出してきたニノの息子は…

「うっ…」

でかいって…でかいって!
そんなのはいらないって!

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