• テキストサイズ

カラフルⅤ【気象系BL小説】

第4章 バッカス


ふたりとも、そこから動かない。

「なんなの…」

嫌な予感しかしなかったけど、俺もその後ろから中を覗き込んでみた。

「……!?」

そこには、メイドの格好をしてる相葉さんと…潤くんが居た。

いや、居るだけならいい。
ただそこに居るだけなら…

でも、そうじゃない。

「…潤…もお、許して…」
「ダメに決まってんだろ…」

相葉さんのワンピースのスカート部分は捲くれ上がってて。
お尻は丸見えで、スカイブルーのぱんつは足首までずり下がってる。
洗面台に手をついて、腰を突き出すような格好で…

その後ろに潤くんが立ってて。
相葉さんの腰を持って、ガン突きしてる。

ふたりの気持ちよさそうな顔が、鏡に写って見えてた。


…絶対…入ってるじゃないかぁぁ…


「ね…あっ…声、我慢できないからぁっ…」
「フン…こんな格好して感じてたくせに、そこ恥ずかしがるわけ…?」
「もお…感じてないってばぁ…」
「嘘つけ…こんな締め付けてるくせにっ…」
「ああっ…許してぇ…潤…」

潤くんはにやっと笑うと、ローションのボトルを持って…
そのつなぎ目に垂らした。

「ひゃっ…つめたぃ…」
「だって雅紀、濡れないんだもん…」

そりゃそうだろ…そこ、ケツなんだから…

ボトルを洗面台に置くと、また潤くんは腰を動かし始めた。
ぐちゅぐちゅとその音まで聞こえてきて。

い…

一体いつからそんな関係なんだよっ!?

もうびっくりしすぎて、慌ててそこを離れようとしたんだけど、おじさん組が動かない。
襟首を掴んで、リビングに戻った。

/ 514ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp