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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第4章 バッカス


足元は、腿までのニーハイ。
ワンピースが短いから、絶対領域もしっかりと見えてる。

「…なんかスタイルよくて腹立つ」
「ああん!?」
「相葉ちゃあん!こっち向いて!」
「や、やだ!写真撮らないでっ」

最前列のヲタクは寝転がってるから、スカートの中まで撮れそう…

嫌がる相葉さんは、ふたりを止めようと躍起になってる。
潤くんはひたすらシャッターを切ってた。

「あっ…ちょお!おまえらまでっ!写真撮ってるんじゃねえよっ!」

やっとこっちに気づいたか。
でも残念。
俺が撮ってるのは写真じゃなくって、動画だ。

「やめろってば!」

相葉さんは怒ってふたりの上を飛び越えてきた。

「あっ…相葉ちゃんのパンツ見えた!」
「今日はスカイブルーだ…」
「もおおっ!やめてってばぁあっ!」

そりゃ、そんなことしたら見えるっしょ…
ばかだなあ。

振り返ってヲタクを止めてる相葉さんのケツは丸見えで。
スカイブルーのボクサーパンツがワンピースの裾からチラチラと見えてる。

「メイドさんこっち向いて!」
「目線ここに!」

おじさん組の悪乗りに、ますます相葉さんはヒートアップしていく。

「だぁぁっ!やめろっつってんだろ!」

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