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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第2章 アボカド


「んんっ…」
「おーちゃん…」

ふたりの気持ちよさそうな声が聞こえて…
なんか、俺まで嬉しくなってきた。

じゅうっと吸い上げてみたら、またびくびくする。

「あ…や…ぁだ…も、むりぃ…」

俺の髪を掴むとぎゅっと握りしめられた。
痛かったけど、感じてるんだって嬉しくて。

「だめ…だめぇっ…」

大野さんの手にまた力が入った。

「おーちゃん、動くよ?」

相葉さんの声が聞こえて、がくっと大野さんの身体が揺れた。

「やっ…あああっ…」

悲鳴みたいな声が出たかと思ったら、大野さんからいっぱいヌルヌルが出てきて。

「も、イッちゃうっ…」

相葉さんが大野さんの身体に覆いかぶさりながら、胸板にキスした。

「いいよ…俺も、さっき限界だったから…もうイク…」

ガクンガクン視界が揺れる。
相葉さんの激しい動きに、大野さんは突き上げられて果てようとしていた。

「…気持ちいい?おーちゃん…」
「相葉ちゃん…」

大野さんが泣きながら相葉さんを抱き寄せた。

頭が挟まれてちょっと苦しかったけど、俺もラストスパート。
口を狭めて、唾液を絡ませてめいっぱいベロベロと舌を動かした。

「あ…あぁっ…やっ…イクっ…」
「おーちゃんっ…」

口の中に、大野さんが飛んできた。

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