第2章 アボカド
「んんっ…」
「おーちゃん…」
ふたりの気持ちよさそうな声が聞こえて…
なんか、俺まで嬉しくなってきた。
じゅうっと吸い上げてみたら、またびくびくする。
「あ…や…ぁだ…も、むりぃ…」
俺の髪を掴むとぎゅっと握りしめられた。
痛かったけど、感じてるんだって嬉しくて。
「だめ…だめぇっ…」
大野さんの手にまた力が入った。
「おーちゃん、動くよ?」
相葉さんの声が聞こえて、がくっと大野さんの身体が揺れた。
「やっ…あああっ…」
悲鳴みたいな声が出たかと思ったら、大野さんからいっぱいヌルヌルが出てきて。
「も、イッちゃうっ…」
相葉さんが大野さんの身体に覆いかぶさりながら、胸板にキスした。
「いいよ…俺も、さっき限界だったから…もうイク…」
ガクンガクン視界が揺れる。
相葉さんの激しい動きに、大野さんは突き上げられて果てようとしていた。
「…気持ちいい?おーちゃん…」
「相葉ちゃん…」
大野さんが泣きながら相葉さんを抱き寄せた。
頭が挟まれてちょっと苦しかったけど、俺もラストスパート。
口を狭めて、唾液を絡ませてめいっぱいベロベロと舌を動かした。
「あ…あぁっ…やっ…イクっ…」
「おーちゃんっ…」
口の中に、大野さんが飛んできた。