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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第2章 アボカド


ごめん…お先だけど…
だって大野さん一人しかいないし。
同時って訳には絶対行かないし…

ゆっくりと大野さんの後ろに回って、念の為ローションを俺のにぶっかけて。

相葉さんとキスしてる大野さんの背中に一回だけ、キスを落とした。

「いくからね…」

耳元でそう囁いて、ぐっと自分の滾りをソコに押し当てた。
ぬるりと容易に拓いて、俺を飲み込んでいく。

「んっ…じゅ、んっ…」

すごく狭くて。
すごく熱くて。

まるでそこを切り開くように中に押し進んでいった。

「ねっ…あぁっ…ヤバっ…大野さんっ…大丈夫?」

大野さんの中に入ってるのと、経験したことのない締め付けで、あっという間に俺はイキそうになってた。
焦って声を出してみたけど、もう限界はすぐそこまで来てて。

「大丈夫っ…ああっ…」

ぐいっと根本まで押し込むと、大野さんの背中が撓った。

「おーちゃん…?」
「あっ…あぁ…」

ビクンビクンと震えながら、相葉さんにしがみつく。

「そんなにいいの…?気持ちいいんだ…?」
「ん…ああっ…」

…こんな身体に、誰がしたんだよ…

「松潤っ…」

湧き上がる妬心を、あっという間に相葉さんに見破られた。

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