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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第2章 アボカド


他人のこんなとこ、初めて触った。

「ん…」

横向きに寝てもらって俺は後ろに回って。
そこにローションで濡れた指を触れさせた。

大野さんの正面には相葉さんが座ってて、俺のやることを興味津々で見てる。

「なんか恥ずかしい…」
「でも四つん這いは嫌っていったの、おーちゃんだよ?」
「うう…そんなに見ないで…」

ヌルヌルと襞を撫でてたら鳥肌が立ってきた。

「ね…気持ちいいんでしょ?」
「う…ん…」

小さく頷くと、恥ずかしそうに顔を手で隠した。

「もーやだぁ…」
「ふふ…かわいいな…」

相葉さんが覆ってる手にちゅっとキスすると、大野さんは指の隙間から相葉さんを見上げた。

「相葉ちゃんだってかわいいもん…」

そういってすばやく手を伸ばして、相葉さんを握りしめた。

「あっ…」
「ほら…そんなかわいい声出るじゃん…」
「も、もう…おーちゃんっ…」

焦ってるけど、大野さんの手は動いてて。
だんだん、相葉さんの表情が蕩けだした。

「ん…いい…おーちゃん…」

大野さんの髪を撫でながら、めっちゃ気持ちよさそうにしてる。

それを見ながら、俺はずっと大野さんの後ろのお口を撫でてて、どうしていいんだかよくわかんなくなってた。

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