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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第2章 アボカド


「ほーんと、松潤ヤキモチ妬きなんだから」
「悪かったな」

ベッドの枕元にそれらのものを置いて、改めて大野さんを挟んでベッドに横になった。

「俺は…すげえ嫉妬深いしめんどくせーんだよっ」
「んふふ…知ってる。そんなの。昔からじゃん」
「ふん…」

大野さんが俺の顔をまじまじと見ると、少し笑った。

「なあんだよぉ…」
「ん…潤、ヤキモチ…妬いてくれたんだ…」
「うん。嫉妬、した」

強引に大野さんの身体を抱き寄せた。

「多分、これからだって…する」
「ふふ…そっか…」

なんか、声が嬉しそうだった。

「うれし…」

ぎゅっと大野さんも俺に抱きついてきた。

「もお…めんどくせーだろ?」
「まあまあ、それも松潤じゃん?」

相葉さんも笑いながら、一緒に抱きついてきた。

「俺だって、しっとするよ?おーちゃん…」

嫉妬って響きが似合わない顔でそんな事を言う。

「でも、今のほうが、大事…」

大野さんの後ろから、頬にキスする。
びくりとまた震えるのが合図になって、俺達は互いの服を脱がせた。

もう、ここまで来たらあまり言葉も要らなくて。
ただここから、みんなで気持ちよくなる作業を、初めてするんだってワクワクと興奮が凄かった。

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