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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第2章 アボカド


俺も顔を近づけてニヤリと笑うと、ちゅっとキスをしていった。

ああ…やっぱり相葉さんも一緒だ。
俺と相葉さんの間にも、”好き”が生まれてた。

「そんなおまえが好きだよ」
「俺も」
「あ、いけず。ちゃんと言えよな」
「はいはい…相葉さん、好きっす」
「もお~…」

またちゅっとキスして、にっこり笑った。

「これからも、よろしくね?」
「こちらこそ…」

俺もちゅっとキスした。

「好きだよ」
「う、うん…」

自分から言い出したくせに照れまくって…
二人で笑い合いながら、大野さんの顔を見た。

なんだか嬉しそうに俺たちのこと、見てた。

その顔を見たら、もうなんの心配もいらないんじゃないかって思えた。

「おーちゃん、好き…」
「大野さん、好きだよ…」

ふたりでほっぺやら唇やらにキスしながら、手を動かした。

「ん…うれし、い…」

喘ぎながらも、ちゃんと俺たちに言葉を伝えてくれて。
それから、俺と相葉さんにかわりばんこにキスしてくれた。

「俺、嬉しい…」

相葉さんの手についてたヌルヌルが俺の手を濡らしてく。

「あ…あ…も、だめ…」
「いいよ…」
「おーちゃん…」

相葉さんが大野さんの唇にかぶり付いた瞬間、俺達の手の中に大野さんは弾けた。

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