第2章 アボカド
「出して…おーちゃん…」
切羽詰まった表情で、相葉さんが大野さんの耳の後ろにキスしてる。
「だ、めぇ…も、早いもん…」
「何回でも気持ちよくしてあげる」
相葉さんの欲情した目が俺を見た。
「俺と、松潤で…」
俺も、相葉さんを見つめ返した。
「ぶっ飛ぼうぜ」
「もちろん」
にやっと笑うと、大野さんの身体が仰け反った。
「やあっ…相葉ちゃんっ…」
「いいよ…ね、凄いヌルヌル…イって…?」
クチュクチュと俺の方にまで音が聞こえてきた。
今、俺たちが大野さんを気持ちよく出来てる。
それが嬉しくて、大野さんのシャツを捲り上げると胸の先端に吸い付いた。
あの、とろんとする香りに包まれて、凄くしあわせ。
「やっ…ぁっ…じゅ、んっ…」
きゅっと今度は体を丸めるようにすると、俺の頭を抱えた。
「も、だめだよぉ…」
「いいよ…イケよ」
そう言うと、ブルリと震えた。
「やっ…俺も、なんかしたいっ…からっ…」
「後で」
じゅうっと先端を吸い上げながら、ジーパンのボタンを外してジッパーを下げた。
ずるっと下着ごとジーパンを下げると、相葉さんの手に自分の手を重ねた。
「松潤、ナイス…」
ふふっと笑う相葉さんが俺に顔を近づけてきた。