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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第2章 アボカド


相葉さんの手が、大野さんの股間にそっと触れた。

「あっ…」

小さく声が出ると、潤んだ目がまた俺を捉えた。

「もう一回…」
「え…?」
「目、閉じて」

囁きながら唇を重ねた。

「ん…ぁ…」

キスしながら大野さんのシャツの中に手を入れた。
夢中で唇を貪るようにキスをしながら、胸の先端を探り当てた。

やっぱり…その、膨らんでないんだけど…
そんなこともう、気にならなかった。

先端をきゅっと指で転がすようにすると、少し身体を捩りながら俺の肩にしがみついて来た。

その向こうには、大野さんの首筋を吸う相葉さんが見えた。
長いまつげを伏せて、ただ没頭してる。

それを見てたら、だんだん俺も没頭してきて…

「あっ…あ…」

唇をつけながら、小さく喘ぐ大野さんの声。
脳みそと身体が熱くなってくる。

ガサゴソ下の方で音がする。
相葉さんの手が、大野さんのジーパンの中に入ってて。

急に唇が離れていったかと思うと、大きく息を吸った。

「ね…だめ…」
「…なんで?気持ちよくない?」
「違う…」

きゅっと俺の肩をまた握りしめた。

「そんな同時にしちゃ…すぐ出ちゃう…んっ…」

びくっと震えた身体に、もの凄い喜びを感じた。

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