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せんせい

第1章 1



「いつからですか?」


「………」


先生に話してしまったら、あの行為がエスカレートしかねない。

黙っておくに限る。


「ふぅ。そんなに僕は信用できませんか?」


「………」


真っ直ぐに私を見つめる目。

全て見透かされそうで、目を逸らした。


「ふぅ。担任の先生には僕から伝えますから、今日はもう帰りましょう。僕が家まで送りますから。」


「………はい。ありがとうございます。」


下を向いてばかりの私の頭をぽんぽんと撫でてくれた。

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