• テキストサイズ

せんせい

第2章 2



「志穂、いい?」


雄也のスイッチが入ったみたいで、肩に手を置かれゆっくりと顔を近づけてきた。

「うん。いいよ。」


私の承諾のあとすぐに、唇がそっと触れてきた。


雄也はいつも私の了承をとってからこういうことをしてくる。
私としては、取らなくてもいい時もあるのだけど。

ほんとになんの取り柄もない私には、勿体ないくらいの、素敵なひと。


唇が離れ、見つめられる。


「もういっかい、いい?」


/ 50ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp