第4章 吉原の客
『あっ、あぁぁ、!はぁ、あっあぁ』
カ「そろそろ…イク…っく!」
カイトはギリギリの所で莉奈のお腹の上に出す
『どうして…中に出さなくてよかったの?』
カ「俺は出したいがお前が嫌だろう?」
そう言うとカイトはダルそうに立ち上がり、ティッシュを取りに行く
莉奈は疲れて眠りそうになるのを我慢する
カ「眠いのか?…眠いなら寝ていいぞ」
カイトは莉奈のお腹にティッシュをおいて自分の精液を拭き取りながら言う
『お気遣いありがとうございます…でも、貴方も寝てくれないと、私は眠れません』
カ「俺はそろそろ帰ろうと思ってるがな。」
『見送り、します』
そう言うと二人は着物を整えて外へ出る
外は涼しい風がふいていた
『お気おつけて。』
カ「あぁ、それじゃ、」
カイトは吉原を出て行く
莉奈はカイトが見えなくなるまでずっと見ていた
莉奈は自分の部屋に戻る
『なにやってんだろ』
思い出すのは貴族のカイトとヤッたこと。
自分が本気であんなに感じるとは思ってもいなかった
莉奈は凄く悲しい顔をしていた