第3章 破れたページ2
○月×日 体調:普通
昨日に引き続き筆をとった
昨日危惧していたことはやはり的中した…書くことが見つからない
ルークは「やめちまえ」なんていうが、この日記は私が再び眠りにつき次に目覚めた時、最後に私がした行動や記憶を思い出させるためにやるんだとビジョップが言っていた
これは私の為の日記なんだ、簡単にやめるわけにはいかない
ルークの飽き性はいまに知ったことではない
んー…そうだなぁ
私は闇の王
私が生まれてから体の成長はあまり変わらず髪も伸びない
クイーンは私の黄金の瞳が美しいと言っていた
皆同じ瞳をしているといったら貴方は違うと私を撫でていた
どう違うのだろう?遠くでキングが険しい顔をしていた…どうしたのだろう?
今日あった出来事はこれくらいだ