第1章 バンドの始まり
私、一ノ瀬風夏(いちのせふうか)は何か楽しいことあるか探しているの。
幼馴染の里美ちゃん…ニックネームでさっちゃんって呼んでるよ。
私、さっちゃんと同じ中学に通いたくて受験したんだ。
まさか、中学3年になってバンドを始めることになるなんて…。
さっちゃんのお父さん、バンドやってるんだ。
でも、さっちゃんが高校に上がってすぐに事故で両親を亡くしちゃったみたい。
まさかギターをやり始めるなんて。アイドルやっててギターやってるなんてすごいよ。お父さん譲り感だなって思う。
でも、急にお父さんのことを悩み、アイドルを辞めちゃって…
どうしたんだろうって私は思ったよ。
芸能で何かあったの?
さっちゃん何も話してくれないだ。
心に闇を持ってみたいに感じて。
私がバンドをやりたい!なんてのんきなこと言っちゃったから
さっちゃん余計にガッカリしたのよね…
自分がわがまま言ったばかりに。
まさか、1番驚いたのは亜澄ちゃんと久しぶりに羽沢コーヒー店で会うなんて。
まぁ、基本遊びに行かないから。
まぁ、3人で結成したし楽しいこと沢山あるよね。
うんうん。
風夏は布団の中で思い出しながら
里美と亜澄のことを考え込む。