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黒い蝶は夜を舞う*戦国BASARA*

第1章 はじめまして


茶色の髪、迷彩の服装、凛とした声

「猿飛佐助か・・・・」
「何、俺様に会えて嬉しいの?沙月」

間違ってるね、やっぱり。
佐助と面識は私はない。
でも兄はあって仲が良いと言っていた。
そして私達は似ているが眼の色が違う。
兄は黒、私は深い青
よく見ないと分からないから間違えられる。

「沙月ではありません」
「じゃあ誰かな。俺様は知らないよ。あんたの事」
首をかしげながら佐助は近づいてきた
私は相手に見られないようにすっと針を持った
徐々に下がりながら距離を持つと・・・

「親方様ーーーーーーーーーーーーーーー」

いきなり赤い鎧の若い男が飛んできた
男はそのまま塀にのめり込み、叫んだ。
「何をなさいまする、親方様」

親方様と言われている大きな男は庭に出て
「幸村よ、その考え方が違うのだ」
幸村と呼ばれる男は塀から出て親方様に殴り掛かった。
「上杉殿とて戦は好きではない、だからやめま」
「それが出来たらこの世は平和よ、幸村」
そういって殴り合いが始まった。

二人は私に気づかず、佐助は眺めている
暑苦しいな二人

今の隙に逃げようかな?
去ろうと構え、飛んだ
佐助は気づき追って来ようとする
でも遅い。煙玉を投げ、全力で逃げた。
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