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イケメン戦国 短編集 R18

第7章 あんたは全部、俺のもの (家康×舞)


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家康は部屋に戻ると、舞を褥へ下ろした

「脱いで。今すぐ」

「えっ、でも…っ」

「早くしないと俺が脱がせるようになるけど。どっちか今すぐに選んで」

「っ、自分で脱ぎます…っ」

慌てて帯を解き着物を脱ぐ

恥ずかしくなり俯いていると、家康の手が腰に触れた

「どんだけ強く打ったの…。真っ赤になってる。このままだとアザになりそうだな」

「っ、怪我を見るためだったの…っ?!」

「他に何を見るの。まさか、そーゆーの期待してた?」

「うっ…、それはその…っ」

「へぇ。やらしー」

家康の言葉にカァッと頬が熱くなり、舞は瞳を潤ませた

「ねぇ、舞。三成の前でもそんな顔をしてたけど…そういう無防備な顔を誰にでも見せるの禁止だから」

「家康…?」

「あんたが三成に押し倒されてるのを見たとき、心臓が止まるかと思った。あんたは可愛いって事、もっと自覚して」

家康は舞を真剣な眼差しで見つめた後、身体をきつく抱きしめた

心配してくれた事が、凄く嬉しいって思う

だけど、誤解はちゃんと解いて、三成くんにも謝らなくちゃ。



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