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イケメン戦国 短編集 R18

第7章 あんたは全部、俺のもの (家康×舞)


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「舞様、こんな時間にお一人で弓の稽古ですか?」

「三成くん?!見てたの?!」

見られていたのかと思うと急に恥ずかしくなり、顔を真っ赤にしながら三成を見つめる

三成は笑顔を向けたまま、稽古場の中へ入ってきた

「矢を射る音がしたので確認をしに参りましたが、まさか舞様とは思わず驚きました」

「う、うん。もうちょっと上手くなりたいなって思って練習してたんだけど…やっぱり難しいね。なかなか的に当たらないし…」

眉を下げながら笑みをこぼす舞

その姿を見た三成は、少し思案した後、優しい笑みを浮かべた

「私でよければ指南致しますよ」

「えっ、でも迷惑じゃ…」

「いえ、皆さんは政務に追われ忙しくしていますが、私には秀吉様がいらっしゃいますので皆様ほどじゃないんです。だから、気になさらなくても大丈夫ですよ」

ふわりとエンジェルスマイルを浮かべる三成に、嬉しくなって笑顔を向ける

華のような笑顔に少し顔を赤らめながら、三成は大事なポイントを1つずつ説明していった

「凄いね、三成くん!凄くわかりやすい説明だから、何だか上手く出来そうな気がしてきたよ!」

「そう言って貰えると嬉しいです。では、実際に矢を射ってみて下さい」

「はいっ!」

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