• テキストサイズ

イケメン戦国 短編集 R18

第6章 あの日の誓いは永遠に (謙信×舞) R18


.


予想だにしていなかった答えに、2人は目を丸くした

「まさか、昨日俺を拒んだのはそれが理由か?」

「っ、はい…。謙信様は凄く綺麗なのに、私…何だか恥ずかしくて…」

「それで、軒猿に入りたいとか言い出したの?」

「う、うん…。痩せられるかなって…」

「軒猿にだと?!却下だ。兎に角…そんな下らん理由で俺を拒むのは今後一切許さん。帰るぞ、舞」

謙信は、舞に自身の羽織をかけると、身体を抱き上げた

「っ、謙信様!?一人で歩けます…っ」

「駄目だ。濡れた体で風邪でも引いたらどうする」

「で、でも…っ、重いし…っ!!」

「まだそんな事を言っているのか。そもそも俺は、お前の容姿を愛している訳ではない。それに、今くらいの方が抱き心地も良くて丁度いいくらいだ」

「け、謙信様…っ」

「佐助、お前にはまだ言いたいことが山程あるが、このままでは舞が風邪を引いてしまう。今のところは見逃してやるが…後で覚えていろ」

佐助にそれだけ告げると、謙信は舞を抱えて足早に山を降りて行った



.
/ 273ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp