• テキストサイズ

イケメン戦国 短編集 R18

第6章 あの日の誓いは永遠に (謙信×舞) R18


.


「け、謙信様?!」

舞はビックリした顔で謙信を見つめるが、謙信は殺気を放ち、佐助へ剣を真っ直ぐに向けていた

「佐助…覚悟は出来ているんだろうな…」

「待って下さい、謙信様。俺はただ…っ、くっ」

言い終えるより先に刀が振り下ろされ、すかさず自身の刀で受け止める

ギリッと交わった刀が少しずつ押され、堪らず膝をつき、息を吐いた

「話を聞いて下さい、謙信様!舞さんに、オニビシの採取に付き合ってもらっただけなんです…っ」

「それならお前一人で行けばいいだろう!舞をお前の好きに扱っていいと思っているのであれば、たとえ佐助であっても容赦はしない…」

怒りを宿した瞳は冷たく、佐助を見据えている

そんな2人の間に、焦った舞が割って入った

「やめてください、謙信様!佐助くんは悪くないんです!!私が連れて行ってとお願いしたんです…っ」

「何だと…っ、何故そのような事をした…!」

「そ、それは…っ、その…っ、今の私は謙信様に釣り合わないなって思ってて、その…っ」

「俺ではなく佐助がいいと言うのか?!」

「違いますっ!そうじゃなくて…っ!」

「なら何だ!ハッキリ言え!」

「っ、最近少し体重が増えた気がして、恥ずかしかったんですっ!!だから、頑張って痩せようと思って…っ」

「「な(え?!)……」」


.
/ 273ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp