• テキストサイズ

イケメン戦国 短編集 R18

第15章 新たなる決意 (秀吉×舞) R18 リクエスト作品


.


どこかで、舞が家康の所へいなければいいと思っていた

そんな想いを抱きながら、二人の会話に聞き耳を立てる

秀吉が中へ入るタイミングを見計らっていると、家康が舞に声をかけた

「あんた…いつまでこの事、黙ってるつもり?俺はこれ以上隠し通せる気がしないんだけど」

「っ、家康…!わかってる…。ちゃんと話をするから……」

「はぁ…。わかった。でも、無理はしないって約束して。あんたは危なっかしくて、こっちの心臓がもたないから」

「うん…。有難う、家康」

(っ、何の話だ?まさか本当に家康と…?)




『あまり舞を放っておくと、周りが放っておかないからな』




光秀の忠告を思い出し、一気に血の気が引いて行く

冷静な自分のままで話が出来る自信がなくなり、秀吉は中に入らないまま来た道を急いで引き返した

高鳴る鼓動と胸の痛みを堪えながらーーーー





.
/ 273ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp