第14章 微笑みの向こう側 (三成×舞) R18
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「山の上は制圧したので…次は下を攻めましょうか」
三成はそう言うと、舞の下腹部へ手を滑らせた
「あ……っん…っ」
先程達したばかりの体は甘い刺激にすぐ反応し、じわりと熱が広がっていく
そのまま恥丘を辿り両足の中心へ指が伸ばされると、グチュリと潤みの中へ入りこんだ
「待っ……ああ…っ!!」
既にトロトロに蕩けたそこは、難なく三成の指を受け入れ、蜜がトプリと零れ落ちる
「舞様の中は温かいですね。すぐにでも貴女と溶け合いたい気持ちはあるのですが…それは早計で確実に失策でしょう。なのでここも…今から全力で落とします」
「三成くん……っ、どうして……っあああん!!」
「ここの地形は全て把握済みです。残念ながら、貴女に逃げ場はありませんよ?」
舞の中で蠢く指が、敏感に反応する場所を的確に捉え、強すぎる刺激に思わず涙が溢れる
二本に増やされた指がバラバラに内壁を擦り、絶え間無く続く攻めに、舞は再び高みへと追いやられた
「はあっ……っ、はあ……っ、三成…く……ん…」
「まだ、ですよ。貴女が私だけを求めて下さるまで、私は何度でも攻める覚悟です」
陰りを帯びた表情で舞を見つめる三成に、先程から感じていた違和感が増し、舞は三成の体をギュッと抱きしめた
「三成くん…さっきから変だよ…?私は、いつだって三成くんしか求めてないよ。なのにそんな顔……」
「っ、舞様がいけないのです。私の前で政宗様の事が好きだと仰るから……」
「えっ?!私が政宗を…好き…?」
「はい。この愛らしい唇から紡がれた言葉を確かに聞きました。夢の中でまで逢瀬をされる程に政宗様をお慕いしているのかと思うと、胸が苦しくて…私だけしか見えなくなるにはどうすればよいか、あらゆる策を考えていました」
「えっ…。私、寝言で政宗の事を…?で、でも本当に政宗とは何にもなくて…っ、私はずっと三成くんしか見てないよ…っ!」
三成の顔を真っ直ぐに見つめながら必死に訴えてくる舞を見て、自分の事を本当に愛してくれているのだとわかり安堵の溜息をもらす
けれど、やはり自分以外の男の名前を呼んだ舞を直ぐには許せなくて、三成は舞の足を開き自身の両肩に乗せた
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