第13章 激情に囚われて(謙信×舞) R18
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「っ、光秀さ…っんん…っや!!」
抵抗する腕を拘束しチュッと強く吸うと、白い肌に紅い華が鮮やかに咲く
首筋、鎖骨、胸元と数ヶ所に跡を残すと、光秀は満足そうに笑みを浮かべた
「なかなかいい眺めだな」
「光秀さん…っ、なんでこんな……」
涙目になりながら見つめてくる舞を解放し、上気した頬を撫でる
「一晩好きにすると言ったのに、痕跡がなければ疑われるだろう?お前が望むなら、その先を与えてやってもいいが?」
耳元で囁かれ、羞恥心から呼吸が乱れてしまう
「っ、結構です…っ!」
舞は顔を真っ赤に染めると、光秀の胸元を強く押し返した
「相変わらず揶揄い甲斐があるな、お前は」
くすくすと笑みを浮かべ、舞の頭をポンと撫でると、舞は少し困った表情を浮かべた後、溜息をついた
「光秀さんにも考えがある事はわかりました。でも、突然されるとビックリするのでやめてください…」
「そうか?なかなか悪くない反応だったが?」
「もう…っ、意地悪ばかり言わないでください…っ」
未だにじわりと熱を持つ首筋を抑えながら、光秀を恨めしそうに見つめると、光秀は突然服を脱ぎ始めた
「み、光秀さん?!ちょ…っ」
「お前も脱いで寝る支度をしろ。奴は必ず様子を伺いに来るはずだ。その時にこのままではまずい」
「で、でも……っ」
光秀の言わんとしている事はわかるが、羞恥心が先に立ち戸惑いの声をあげる
「早くしないと、無理やり脱がすことになるが、構わないのか?」
「そ、それは嫌です…っ」
「なら、早くしろ」
有無を言わせぬ物言いに、光秀なりの考えがあるのだろうと自らに言い聞かせ、舞は服を脱いだ
夜着に着替え、ゆっくりと褥に腰を下ろす
すると、先に着替えていた光秀が舞を引き寄せた
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