• テキストサイズ

イケメン戦国 短編集 R18

第12章 貴方という存在 (信長×舞) R18 アンケ2位祝SS


.


突然の出来事に、思考が停止する

まだ出会ったばかりの頃、唇で酌をしろとか夜伽をしろとか言われた事があったが、最近はそんな無茶苦茶な事は言わなくなっていた

(じゃあ、この口付けの理由は…何?)

現実がまだ受け入れられなくて固まっていると、信長の両手が舞の頬を包んだ

唇を割り、熱い舌が入り込んでくる

「ん…ふ…あ……っ」

全てを征服するように口内を蹂躙され、絡められた舌がピチャりと水音を響かせる

舞は、あまりの羞恥に瞳を潤ませた

(どうして……なの?)

包み込む掌が上気した頬を優しく撫でる感触に、ドキンと心拍数が上がっていく

濡れた瞳で信長を見つめると、チュッと音を立て名残惜しそうに唇が離された

「っ、な、んで………」

戸惑いながらも目を離せないでいると、信長はフッと笑みを浮かべる

「ずっと靄がかかったような…そんな状況も、理解出来れば打ち破るのは容易い」

「どういう意味、ですか…?」



.
/ 273ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp