第9章 祈りと願いと 後編 (光秀×舞) R18
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光秀に知り尽くされている身体は、快楽を与えられ続け、あっという間にぐずぐずに蕩けさせられた
それでもなお、濡れた秘所へ指を入れられ、グチュグチュと掻き回される
淫らな水音だけが静かな室内に響き、内壁を擦られる度に蜜が溢れ光秀の指をぐっしょりと濡らした
「っ、光秀さ…っ、ああああ…っ!!」
何度も繰り返し擦られる度に舞は声にならない悲鳴をあげ、絶え間なく襲ってくる快楽に抗えず絶頂を迎えた舞は、光秀を熱く潤んだ瞳で見つめていた
光秀も舞の瞳をじっと見つめ返す
「次はどうして欲しい?言ってみろ」
「っ、意地悪、しないで…っ」
「意地悪ではない。お前に言って欲しいのだ。俺が欲しいと…」
熱を孕んだ瞳は不安げに揺れていて、舞は堪らず光秀を抱き寄せ唇を重ねた
「っ、舞…」
「私はいつだって光秀さんが欲しいよ…っ。光秀さんだから欲しいの…っ」
今にも泣きそうな顔をした舞をギュッと抱きしめる
そのまま奪うように唇を重ね、舌を絡ませあい、激しく口付けを交わした
「ん…っ、ふ、…っ…っん」
吐息をもらし、息遣いも徐々に荒くなっていく
何度も口付けを繰り返し、漸く唇を離した光秀は舞を真っ直ぐに見つめた
「俺を満たしてくれ…舞…」
光秀は舞の膝を割り濡れた秘所へ熱をあてがうと、グッと中へ押し入った
温かな感触に包まれながらゆっくり腰を動かすと、中で擦れ、甘い刺激をもたらしてゆく
「っ、ああっ、光秀さ…っ、光秀さん…っ」
愛しい人に何度も名を呼ばれ、愛しさが込み上げる
それと同時に質量も増していき、舞の中の締め付けが更にきつくなっていった
「舞…っ、俺だけの…っ、舞…っ」
「やあっ、あああっ、光秀さ…ん…っああ!!」
次第に激しくなる抽送に舞の身体はビクンと反応し、光秀の雄をギュッと締め付けてゆく
「っ、舞…っ!!」
「やーーーーーっ、ああああ!!!」
それから暫く抽送を繰り返した後に放たれた灼熱の飛沫は舞の奥深い場所を満たし、舞もまた満たされる熱情に身体を反らせながら、一気に高みへと昇りつめたのだった
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