• テキストサイズ

イケメン戦国 短編集 R18

第8章 祈りと願いと 前編 (光秀×舞) R18


.


広間へ入ると、豪華な料理が所狭しと並んでいた

舞が美味しいと言って、好んで食べていたものばかりだ

それを見た舞は、感嘆の声をあげた

「わあ…っ、美味しそう…!!」

「当たり前だ。誰が作ったと思ってる」

「ま、政宗…!!驚かせないで…っ」

後ろから急に現れた政宗に驚き頬を膨らませる

そんな舞を見て、政宗はにやりと笑った

「お前の為に作ったんだ。沢山食えよ?」

政宗の手が舞の頭に乗せられ、顔をじっと覗き込まれると、近すぎて少し恥ずかしくなってしまう

「なんだ、舞。惚れたのか?」

「っ、それはないからっ!」

舞が顔を真っ赤にしながら完全否定すると、秀吉は政宗の肩をポンと叩いた

「あんまりそういう事ばかり言ってると、光秀にまた酒を飲まされるぞ」

「邪魔するな、秀吉。また兄貴気取りか?」

「そうだ。舞の事は光秀から頼まれているからな。ちゃんと見張っておいてやるから、お前は信長様を呼びに行ってきてくれ」

秀吉は無理やり2人の間に割って入ると、舞を外へと促した


.
/ 273ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp