第13章 第13話
~潤side~
潤「翔ー!翔ーーーっ!」
智「とにかく手分けして探そう!」
海岸に着いて探したけど目の届く範囲に翔の姿は見つからなかった
翔…何処に居るんだ…頼む無事でいてくれ…!
俺は皆と別れて少し離れた東屋の近くに来た
潤「翔ーーーっ…しょ…」
ふと東屋に目を向けると、そこから人間の足が見えていた
…まさか…
俺は一目散に駆け寄り東屋の中に入った
するとそこには目を疑う光景があった…
潤「しょ…う…」
衣服はズタズタに裂かれて側に捨てられ、身体中殴られた跡があり、誰が出したのか白濁が翔の身体にこびりついていた
潤「翔…翔!」
俺は意識ない翔の身体を抱き起こし声をかけた
だが翔は目を覚まさずに
翔「…じゅ…ん…」
そう呟いて翔の閉じた目深からスッ…と涙が流れ落ちた…