第12章 第12話
~潤side~
テレビ撮影も終わり、俺は急ぎ自宅に戻った
潤「翔!」
部屋に駆け込んだけど、そこには翔の姿は見当たらなかった
潤「翔!しょ…」
リビングにはいるとテーブルの上には
『潤、今までありがとう。こっちの世界の俺が帰ったら頼むな』
と、翔の字で書かれたメモが置いてあった
雅「潤、翔は!?」
和「あらー…奥さんに逃げられた?潤くん…」
智「おい…よせよ和…」
潤「うわっ!な、何で皆居るんだよ!?」
いきなり後ろから声を掛けられて驚いて振り向くと、何故か皆が揃ってメモを覗いてきた
和「何でって、俺らずっと潤くんの後ろに着いて来てたけど?」
雅「お前…気付いてなかったのか?」
…早く帰る事ばかり考えてて全く気付いてなかった…