第2章 第2話
翔「…何かのドッキリかな…これ…」
いく宛もなく公園のベンチに座りボー…としていたら
<~~~♪>
俺のスマホが鳴っていたから取りだし見ると相手は母さんだった
翔「…もしもし」
翔母『翔…ごめんね』
翔「…?ごめんって…何が?」
翔母『実はお父さんに内緒で貴方に仕送りしてたのがバレたの…』
…は?仕送り?
翔「え?それってどういう…」
翔母『だからこれからは…あっ!』
母さんと話をしていたら電話の向こうで何か言い合っている声が聞こえてきた
翔「母さん?どうし…」
『翔か…?』
翔「その声…父さん?」
電話の相手が突然父さんに変わっていた
翔父『何時まで叶わぬ夢ばかり見てるつもりだ。そのような奴に今後一切援助をするつもりはない』
翔「は?」
え?な、何がどうなってるんだ?
翔父『定職に就くまで家の敷居を跨ぐ事許さないからな』
翔「えっ!?ち、ちょっと父さん!」
<ツーツー…>
一方的に告げられ電話は切れてしまった…