第2章 第2話
電話の後、俺は気になって住んでいたマンションに行ったが、そこは知らない人が住んでいた
翔「…やっぱり…俺が自分で契約した部屋だったから…」
家に帰れない…
嵐も存在しない…
…潤に…会えない…
翔「…一体何がどうなってるんだよ…」
そんな俺の心に同調したのか…
<ポツ…ポツ…サァー…>
雨が降りだしてきた
…俺…これからどうしたら良いんだろう…
宛もなくさ迷っていたらあるマンションの前に来ていた
翔「…俺も未練がましいな…」
そこは潤のマンションだった
潤…一目で良い…会いたいな…
マンション前の植木の側に座り膝を抱えて踞っていたら
「君こんな所で何してんの?」
翔「…え?」
突然知らない男の人数人から声を掛けられた
「お!男だけど美人じゃん」
「びしょ濡れじゃねーか。なぁ俺達の部屋行こうぜ」
そう言って俺の腕を掴んできた
や!やだ怖い!